マンション雑学 vol.04 防音

年末といえば何かと部屋に人が集まる機会が増えるシーズンですね。
人が集まれば気になるのは『音』。

日常のマンション生活においても気になることの1つに上げられます。
防音物件であれば安心ですが、そうでない物件も多いですね。

そこで今からできる防音対策を紹介します。


1.壁側にタンスや本棚などの家具を置く

音は壁を抜けて隣の部屋に届きますので、その間に家具を置けばもう一つ壁ができるのと同様です。密閉した空気も吸音効果がありますので扉付きのタンスや本棚であればさらに効果は増します。

 


2.音響機器を壁や床から離す

音源に近いほど大きい音になるのは当たり前の話ですが、ついつい忘れて壁際に置いてしまいがち。壁に付けてしまうと振動がそのまま響いてしまいますので、離すように心がけましょう。

同様にスピーカーを床に直に置いていたりすると階下に振動が響いたりします。そのためスピーカースタンドを利用したり、ブロックをスピーカーの下に置くと振動防止になり防音効果もあります。

 


3.窓・ドアなどに隙間テープを貼る

隣の世帯というよりも自宅内の別の部屋への防音対策。密閉すれば音の遮断効果は増します。隙間テープを貼れば防音だけでなくすきま風の防止にもなりますね。

 


4.壁に防音シートを貼る

吸音シート、遮音シート、ミックスさせたもの、突っ張り棒で固定させるものやシールタイプで壁紙のように貼れるもの、様々なものが発売されています。

防音効果も商品によって様々ですので良くお調べになった上でお買い求めください。

実際に防音シートを買って設置してみた動画がありましたのでご覧になってください。

 


5.床に防音マットを敷く

近年多くなってきているフローリング床ですが、歩く音や物が落ちた時の音、イスを引いた時の音など、カーペット床よりも階下に響きます。

テーブルの下や子供が遊ぶ部屋などには防音シートやコルクマットを敷くだけでも効果はあります。ラグマットやカーペットとの併用で効果はさらに増します。

 


以上の対策はあくまでも生活音を『軽減』させるためのもので、完全に防音できるものではなく、施したからと騒音を出して良いというものではありません。

ガンガン大きい音を出したいときはスタジオを借りたりカラオケルームでお楽しみください。

今年の記事投稿はこれでラストとなります。今年もご覧頂きありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎えください。