マンション雑学 vol.01 結露対策

12月です。師走です!寒くなってきましたね。

寒くなったと言えば、気密性の高いマンションには付き物の「結露」。
結露の原因は「部屋の空気中の水分」です。

温度の高い空気には水分量を多く含むことができますが、温度が下がると空気中の水分が目に見える「水滴」となって外気と触れ合う窓ガラス・サッシに付いてしまうというメカニズムです。
夏の暑い日に冷たいジュースやビールジョッキがびっしょりになってしまうのと同じ原理です。
結露がひどいとカビ発生の原因にもなり、アレルギーなどの健康被害も考えられます。

ではどうすれば結露を防げるのか?

① 換気扇を回す

料理をしたり、お湯を沸かしたり、入浴したり、洗濯物を部屋干ししたりと、日常生活では空気中に水蒸気を放出することが頻繁にあります。
そのため、湿気を家の中から放出させるために換気扇を回しましょう。台所だけではなく、浴室や洗面所、トイレなどにも小さな換気扇が設置してあると思います。
電気代がもったいないと思われるかもしれませんが、小型の換気扇は回しっぱなしでも数十円/月。意外に安いんです。

② 除湿機を使う

現在はいろんな除湿機が発売されています。空気中の除湿や除菌、洗濯物対応まで。我が家も長く除湿機を使用しており、現在2台め(2代目?)効果はてきめんで、全く結露しなくなりました。
部屋干しの洗濯物も良く乾きますし、雨で濡れた衣服も除菌効果で臭わず乾燥できます。

③ 暖房器具を選ぶ

石油・ガスストーブ、石油・ガスファンヒーターは燃焼する時に水蒸気も発生します。そのため、暖房機器はエアコンや電気カーペット・オイルヒーターなど電気式のものを使うようにしましょう。

④ 部屋を温め過ぎない

室内と屋外の温度差も結露の原因となりますので、過度に温めないように気をつけましょう。
窓付近の気温を下げないように扇風機やサーキュレーターで空気を循環させるのも1つの方法。部屋全体も効率的に温まりますのでお試しください。

お住まいの部屋や生活スタイルによっても対策はさまざまだと思いますので、いろいろと試して快適な冬をお過ごしください!